日時:平成21年7月22日(水) 17:45〜19:00
場所:砺波ふれあいの杜 介護者教室
内容:伝達講習会
1.認知症介護について「認知症ケア集会より」
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2.介護記録に関する研修会にて
富山県福祉カレッジ教授の田中雅子氏から「介護の記録」というテーマで講演があり、伝達講習がされた。
【要旨】
●メモをとる
記録には@「利用者の生活の証を記す」、A「提供者の支援の証を残す」という2つの目的があるとのこと。
つ・ま・り
@「利用者の生活の証を記す」記録とは・・・?
⇒なぜ?を確認できるようにすること
A「提供者の支援の証を残す」記録とは・・・?
⇒一個人の知識、技量、アイデア、経験、感覚などを他のメンバーにつなぎ、チーム間の周知の事実として共有できること
だそうです。
ただ、このような記録を常日頃行っていくためには、メモをとる習慣がないと難しい
・利用者さんと関わりをもっているといろんな変化やトピックスが見つかるもの、しかし、いざ記録しようとなると思い出せない
・“特に変化なし”・・・メモってないから、記憶に残らず忘れてしまっている etc.
↓
*このような事態を防ぐ為にも、メモを取りましょう!
●きちんとした根拠を示す
記録を残す際は事実を記録していく!憶測・推測で記録しないという事は、特にインシデント・アクシデントレポートを書く際はよく言われる。
た・だ・し
『プロの推測』・・・専門職としての“知識”や“経験則”、“直感力”を用いた事実の探求
⇒きちんとした根拠・状況により推測された、プロの技能があって初めてなせる手法を用いた記録は無駄にはならない
↓
*記録は日記ではない。推測を書いても良いが根拠を必ず示しておく事が大切!
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